女性の想像力を自分とは正反対の方向へ先行させてもだめ

相手のその気をみるために、ぱったりとメールを途切れさせてみる。この手を大学生にもやってみたのだが、ちゃんと食らいついてはきた。

「なにかあった?いつも聞いてもらってばかりなので、なにかあったのなら話してね」と可愛いメールをよこしてきた。

内心無理とか思いつつ、こんな風に相手の気持ちが少しわかるとまた楽しくなってくる。ちなみに自分は愚痴を送ったことがない。

ネガティブが嫌われるという商材マニュアルの指南だったし、愚痴を女の子に言うと精神的に弱く見られるというのも嫌だったし。

会った時のことを考えて、自分の容姿に自信がないなら、少しは中身をよくみせようという作戦の一つでもあった。背が飛びぬけて高いわけでもなく、平均より少し低め、体型は痩せ型。

顔はもちろん誇れるところは何もない。出会い系に登録してメガネをやめてコンタクトにして、髪形に気を配るようになったが、それでも自分はイケメンではない。

余裕をもて、媚び媚びになると相手に低くみられてしまう、という指南も重要視して、弱みをみせない、常に強く…というよりは飄々と、というイメージを心がけた。

強い、頼りがいがある、逞しい男性、と女性の想像力を自分とは正反対の方向へ先行させてもだめだ、というのも商材マニュアルにあったので。

出会い系サイトで、みんな出会いを期待しているのでこういう、いい感じの相手が見つかると女性によってはメールのやりとりの中でどんどん想像を膨らませてしまうタイプの人もいるようで。

そういうタイプでなくとも、やはりイメージくらいはしてしまう。男である自分もそうなので。

イメージ先行型になってしまい実際の姿がわかった場合に一気にガックリテンションが下がるリスクがあるのでそういうリスクをあらかじめ避けるために危なげないイメージを相手に感じさせるようにしよう、というのが執筆者の考えだった。

もちろん実際逞しければ逞しいという路線でおしていけばいいのだろうけども。